シミと戦う成分はたくさんありますが、今回はその一つ、ビタミンAについてのお話です。

ビタミンAでなぜシミが消えるの?

シミはメラニン色素を含んだ細胞がミルフィーユのように重なってその状態を作っています。
そこでシミを早く薄くするまたは撃退するためには、このミルフィーユの層になっているメラニン色素細胞を一番上の層から一枚一枚はがしていくようにすればよいのです。
お肌の新陳代謝(≒ターンオーバ)がスムーズであれば、通常は毎日少しずつ自然にはがれてゆくのですが、加齢や疲労、ストレス他の原因でお肌の新陳代謝が低下してしまうとはがすチカラが不足して、メラニン色素ミルフィーユがそのままシミとして生き続けてしまうのです。
そこでシミ撃退に取り入れたいのが、このお肌の新陳代謝を促進させるビタミンAです。
ビタミンAはお肌を活性化させターンオーバーを正常化する働きがあります。
またビタミンAは皮脂のコントロールをし、余分な皮脂を抑えてくれる働きもあるすぐれものです。

毎日の食事に取り入れて!ビタミンA

シミを撃退したい!!と思う方なら、まずは毎日の食事の中にビタミンAを含む食材を取り入れてみましょう。
ビタミンAが豊富といわれる食材は『緑黄色野菜』です。
かぼちゃ、ほうれん草、にら、小松菜、にんじん、シソ、パセリ、バジル、春菊などスーパーに行けばよく見る野菜たちです。
スーパーの野菜売り場は美肌の宝庫、なんて思うと食事の買い物もちょっとワクワクしてしますよね。
この緑黄色野菜に含まれるβカロテンは油と結びつくと、吸収力がグーンと高まるので、食べるときは油で炒めたり、サラダならドレッシングやマヨネーズをかけるといいですね。
他にはうなぎ、鶏レバー、牛乳、卵黄、プロセスチーズなどの動物性食品にもビタミンAは多く含まれています。
これらの食材でお料理にチャレンジするとしたら…
レバニラ炒め、カボチャとほうれん草入りチーズグラタン、ニンジンのきんぴら、バジルソースのパスタなどは手軽にできそうですね。
では早速今日の食卓に!

ビタミンAをお肌から取り入れる方法

有効成分として有名な「レチノール」。
皆さんも一度は聞いたことがある成分だと思いますが、実はこれがビタミンAのこと。
レチノールはアンチエイジング用スキンケア商品に含まれていることが多く、“お肌にハリを出しシワに効果あり”というキャッチフレーズは年齢肌が気になる方ならとても魅力的に思えることでしょう。
私もまた…その一人。気になる、気になる。
ところで「レチノイン酸」という成分も最近では一般的になってきました。
これもビタミンAのことで、ビタミンA誘導体とも言われます。「レチノール」に比べて浸透力があり、効果もレチノールの20~30倍、いや50倍~100倍ともいわれています。
サロンでカウンセリングをしていると「皮膚科でシミケアをしています」という方のほとんどが、この「レチノイン酸」を使用されています。(同時にハイドロキノンも処方されます)
「レチノール」も「レチノイン酸」も、どちらもビタミンAであるのですが、シミに対して期待できるのは「レチノイン酸」の方になります。
通常皮膚科で処方されるもので、気軽にお店で買えるものではありませんが、シミでお悩みの方は一度試してみる価値ありだと思います。

ちなみに、そんな素敵な成分が毎日のスキンケア商品に入っていたらいいのに
…と思った方は、ドクターリセラ肌再生プログラム(ADSシリーズ)をご覧ください。

 

シミと戦うための必須アイテムも忘れずに

食事からもお肌からも上手にビタミンAを取り入れられると、お肌の新陳代謝が良くなってきます。
お肌が活性されターンオーバーが正常化されてくると、お肌の中で新しい細胞が次々と生産され、肌表面の古い角質細胞が次々と剥がれおちていきます。シミの部分も同様です。
シミの部分が少しずつはがれおち、徐々に薄くなってくると本当に嬉しいですよね。
しかしその一方で、ビタミンAはお肌を活性させるため、紫外線を浴びるとメラニン色素も元気に働きだしてしまう可能性があります。
そこでどうしても忘れてはいけないのはUVケアの徹底です。
シミを気にする方で、UVケアをしていないなんていう方はいないとは思いますが、ここでもう一度ご自身のUVケアをしっかり見直してみてください。
今あるシミを退治しても、新しいシミを作り出してしまっては本末転倒です。
シミとの戦いは紫外線との戦いでもあるのですよ。